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浴衣で花火大会に行けない2020年夏は着物で京都の避暑地へ出かけよう

#デート#レンタル着物#和装
浴衣で花火大会に行けない2020年夏は着物で京都の避暑地へ出かけよう

今年の夏はコロナウイルスの関係もあり、多くの花火大会が中止傾向にあります。夏の風物詩である浴衣を着る機会も少なくなってしまいますね。花火大会が中止になってしまうのは、残念ですが花火大会以外にも楽しめる場所があります。それはレンタル浴衣で観光地を巡ること。特に京都は着物が映えるぴったりの観光地。屋外ということもあり、着物で避暑地を巡るのがおすすめです。
今回は浴衣の代わりに楽しめる夏の着物についてご紹介いたします。また合わせて着物で巡る京都にあるおすすめの避暑地についてもお伝えしていきます。花火大会が中止になってしまったからこそ、今年の夏は京都の避暑地で夏を楽しんでみてください。

浴衣を着る機会がなくなった!そんな方は夏の着物を楽しもう

2020年の夏はコロナの影響もあり、各地の花火大会や夏祭りが中止となってしまっています。毎年それらのイベントで夏の浴衣を楽しむ方は多く、中止を残念に思っている方も多いのではないでしょうか。しかし浴衣イベントがなくなってしまっても、楽しめる方法があります。それが着物です。ここでは夏に楽しめる着物についてお伝えしていきます。

着物は夏でも楽しめる

着物といわれて1番にイメージするのは振袖ではないでしょうか。そのイメージもあって、着物は夏に着ると暑いという印象が強いでしょう。しかし着物は四季を楽しむファッションでもあるため、もちろん夏に最適な生地の着物も用意されています。
また夏だからこそ楽しめるデザインもありますので、ぜひこの機会に日本の伝統である着物を夏に楽しんでみるのも1つの手ですね。

夏の着物は暑くないの?

「夏に着物は暑い…」というようなイメージを持っている方は多いでしょう。しかし前述したように、夏に合わせた薄い生地の着物もあるため夏でも快適に着用できます。
また夏着物は涼しくて動きやすいというメリットもあります。
例えば夏の生地の着物に使われている麻は汗を吸収し、その気化熱で体温を下げるという効果も期待できます。さらに着物は全身を覆ってくれるため、直射日光からもお肌を守ってくれる点も魅力です。
そのほかにも工夫することで、夏でも快適に着物を楽しめます。そのため夏こそ着物で避暑地を巡るお出かけをしてみるのも良いですね。

季節を楽しむ着物!夏はどのような着物が最適?

日本の伝統である着物は、四季を楽しむファッションとして古来から親しまれています。では季節を楽しむために、夏に最適な着物とはどういったものなのでしょうか。ここでは夏の着物について詳しくお伝えしていきます。

夏に着るべき着物の種類

着物には「袷」「単衣」「薄物」の3種類があります。そしてそれらは着用する時期が決まっており、夏でいえば「単衣」と「薄物」が最適です。これらの着物の違いは、裏地があるかないか。袷は振袖の生地でもある裏地がついた、一般的に知られている着物なので親しみがあるでしょう。
単衣は6月や9月の季節の変わり目に着用、薄物は7月や8月のような夏本番に着用する裏地がない着物。近年では着物の着こなしも柔軟になってきているため、その日の気温に応じて最適なものを身に付けるようになってきました。
そして夏に着物で快適に過ごすためにおすすめなのが「薄物」です。薄物は裏地がなく生地が薄いため、透け感があります。そのため着物の中には長襦袢を着用するのが基本のマナーです。

夏の着物におすすめの色

夏は着物から涼しさが伝わるような寒色やシャーベットカラー、モノクロのような色がおすすめです。着物は季節を楽しむだけあって、その季節のイメージに浸透しやすいカラーを選びます。例えば春であれば、桜を想起させるピンクなどのパステルカラー。秋であれば紅葉を想起させる赤や黄など。
しかし夏は暑さをイメージする色というよりは、清涼感が伝わるような色が好まれます。暑い夏こそ着ている自分だけでなく、周りにも涼しい印象を与えるような色を選んでみてください。

夏の着物におすすめの柄

一般的に着物は少し先の季節を意識した柄を取り入れると良いとされています。例えば夏の花とされる紫陽花は、5〜7月くらいの真夏前まで。秋の花のイメージがある桔梗は、先取りで真夏に取り入れると良いでしょう。また浴衣にも多く描かれている撫子も夏にぴったりの柄ですね。
そのほかにも真夏の花として人気の朝顔や鮮やかな緑の竹・笹・柳もおすすめです。さらにあえて雪輪など冬らしい柄を取り入れて、涼しさを演出することもあります。柄は着物の色とセットで選ぶものなので、着たい着物の色に合わせて夏らしい柄を選んでみましょう。

夏の着物におすすめの帯

着物と合わせて選ぶのは帯です。帯は「夏帯」と「冬帯」に分かれており、夏は単衣や薄物のような着物に合わせて透け感のある夏帯を選びます。また帯にも草花の柄が描かれているので、着物の柄に合ったものを選ぶと着物がより美しく際立ちます。

夏の着物におすすめの小物

小物にも気を使うことで、着物をより引き立ててくれるワンポイントになります。例えば帯の上に使う帯揚げは、レース編みやビーズものを使うと清涼感がアップ。
また髪飾りにガラス玉を使用したかんざしを使うのも良いですね。小物は特に夏用・冬用と区別はされていませんが、透明感のある小物を使用すると着物の清涼感アップの効果があるでしょう。

夏に着物で出かけたい!おすすめの京都の避暑地4選

ここでは夏に着物で出かけたい、おすすめの京都の避暑地を4つピックアップしたのでご紹介いたします。京都は着物が映える観光地ですが、そのなかでも涼を感じられるスポットを集めてみました。

①貴船神社

京都の数ある神社のなかでも、夏におすすめなのが貴船神社です。夏の貴船神社は「風鈴まつり」を開催しており、神社には清涼感が味わえる風鈴の音色に包まれています。貴船神社には縁結びのご利益があるという点からも、女性に人気です。
またおすすめなのは風鈴まつりだけではありません。貴船神社への入り口には鮮やかな朱色の大きな鳥居が立ちはだかり、その先の階段には灯篭が続いています。この道は木々に囲まれているため、日陰のなか涼しみながら進めます。幻想的な本堂への道も、着物が映える最高のスポットです。

②竹林の小径

竹林の小径は、嵐山エリアにある有名な観光スポットです。鮮やかな竹林が約400m続く道のりは、着物が映えるだけでなく避暑地としてもぴったり。風に揺れる竹林の音は、大自然が奏でる最高の音楽です。
晴れた日には竹林の間からの木漏れ日がとても美しく、幻想的な景色を見せてくれます。
背丈の高い竹林が日光から守ってくれるため、着物でも快適に外を楽しめるスポットです。

③祇王寺

祇王寺も同じく嵐山スポットにあります。祇王寺の最大の特徴は一面が苔に覆われた、美しい緑の景色。木々だけでなく、地面にも苔が広がっているため、完全なる緑の空間です。
そんな祇園寺は避暑地としても人気のスポットで、苔と木々が暑さを和らいでくれます。一面が緑の景色は普段なかなか見られないので圧巻です。

④鴨川

鴨川は京都でも人気のスポットで、飲食店が立ち並ぶそばに流れる鴨川は暑い夏を吹き飛ばしてくれます。夜は川に映ったライトが美しく、夏のお祭り気分を楽しんでいるようです。
特に夏は鴨川の川床が有名。夏限定で鴨川の川上に床が設置され、そこで食事や団欒を楽しめます。近くには飲食店もたくさん並んでいるため、夏祭りのような雰囲気のなか着物で鴨川の涼を思う存分感じてみてください。

まとめ

今回は夏の着物や着物で訪れるべき京都のおすすめ避暑地をご紹介しました。2020年の夏は残念ながら、多くの夏の風物詩イベントが中止模様です。そんななかで浴衣を着る機会がなくなってしまうのはとても悲しいですよね。
そこであえて京都に行って本格的に着物で避暑地を楽しむ夏にしてみてはいかがでしょうか。ぜひ今回ご紹介した夏の着物の選び方などを参考に、京都の避暑地へお出かけしてみてください。
レンタルきもの岡本では、夏に最適な着物を豊富に取り揃えております。ぜひレンタル着物で夏の京都を楽しんでみてください。

こちらの記事を書いたのは 正装用着物専門店 レンタルきもの岡本

正装用着物専門店 レンタルきもの岡本
京都のレンタル着物発祥お店、レンタル着物岡本は、京都市内の観光地近く(祇園、八坂神社、清水寺、伏見稲荷大社など)に7 店舗の大型店舗をもつレンタル着物専門店、成人式や結婚式、七五三など様々な行事でお気軽にご利用頂けます。
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