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着物は体型のコンプレックスを隠せる!体型別の着付け・補正ポイントを紹介

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着物は体型のコンプレックスを隠せる!体型別の着付け・補正ポイントを紹介

行事や観光などの際に楽しめるファッションの1つに着物があります。着物は色柄が美しく日本人らしい着こなしができるだけでなく、実は体型のコンプレックスを隠せる魅力も持っています。洋服ではできない体型カバーも、着物であればカバーできる場合もたくさんあります。
今回は体型のコンプレックスが隠せるという点にフォーカスを当てて、着物についてご紹介いたします。合わせて体型別の着付けのポイントについてもお伝えいたしますので、ぜひ着付けの際の参考にしてみてください。

着物は体型のコンプレックスをカバーできる優秀なファッション

最近では観光地などで着物を楽しむ方が増えています。普段着る機会がないからこそ、特別な時にぜひ着用してみたいですよね。そんな着物ですがファッション性の高さだけではなく、体型のコンプレックスがカバーできるという点でもおすすめです。まずは着物がおすすめの理由をお伝えしていきます。

着物は体の細い部位だけを出せる

着物は体の大部分を覆うファッションであり、基本的には季節によって形状が変わることもありません。季節によって最適な生地の厚さがあるため、夏でも快適に着物が楽しめます。
着物は体の大部分を覆う形状をしているため、女性が気になる二の腕やウエスト、太ももなどを隠してくれます。その一方で露出する部位は、腕・首・足首などの細い部位であることがポイントです。体の細い部分を見せる形なので、高い着痩せ効果が期待できます。
洋服だと気になる部分を全て隠すには重すぎ、夏のような暑い日には不自然に見えてしまいます。しかし着物であればどの季節でも同じシルエットであり、いつでも同じように体型カバーができる点が魅力です。

着物の立体感や動きもポイント

着痩せにより細く見せたいという方が多い一方で、細身な体型にコンプレックスを感じている方もいるでしょう。細身なことで大人っぽさを演出できず、元気がないようにみられてしまうといった悩みを抱えている方も多いかもしれません。
着物の袖は歩いたり、風になびかれたり、さまざまな動きをします。また襟元や帯は立体感があり、体全体に良い感じのボリューム感を出してくれます。そのため全体的に存在感が出て、細身の方でもそのコンプレックスが気にならなくなります。

細く見せたい時の着物の選び方のポイント

洋服を選ぶ際に、おしゃれさだけでなく細く見えるかというポイントも気にしている方は多いでしょう。ファッションは見た目のおしゃれさなどだけではなく、客観的に体型を細く見えるようにする役割も果たせます。
シルエットが同一の着物でも工夫次第で細く見せることは可能です。ここでは細く見せたい時の着物の選び方について、ポイントをお伝えいたします。

収縮色を選ぶ

着物の印象は色で決まるといっても過言ではありません。着物にはさまざまな色味があり、どんなものを選べば良いか迷ってしまうほどですね。そんな時、細く見せたい場合に選ぶべき色は「収縮色」の着物です。
収縮色はおもに寒色に多く、輪郭がはっきりとするため引き締まって見える効果があります。収縮色には以下のような色味が当てはまります。

・黒
・ネイビー
・緑
・グレー
・茶色

膨張色でも「細見え」するコツ

女性であればパステルカラーや暖色が好きな方も多いでしょう。このような色味は膨張色に部類され、輪郭がぼかされてしまうため膨張しているように見えてしまうのです。
とはいえ滅多に着る機会がない着物であれば、お好きな色を着たいですよね。膨張色でも「細見え」したい場合には、以下のようなコツを押さえてみてください。
・膨張色は全体の半分以下に抑える
・帯や小物に収縮色を取り入れる
・着物のサイズを少し小さくし、首・手首・足首の露出面積を増やす

メインカラーをお好みの色に、そしてポイントに収縮色を取り入れるだけでも全体的に引き締まって見えます。

柄の流れに着目する

色と同じように、着物選びのポイントとなるのが柄です。着物には主に「縦柄」と「横柄」の2種類があります。実はこの柄の流れも着目すべきポイントであり、細く見せたい場合には縦柄がおすすめです。
なぜなら柄が縦に広がっていることで目線が上から下に流れ、すっきりと引き締まった印象になります。さらに工夫したい場合には上半身に柄が少ないシンプルなデザインを選んでみてください。しかし下半身に柄が少ないと地味に見えてしまうため、目立つ柄や派手な柄をチョイスしてみましょう。

体型別!着物着付けのポイント

着物の難関ポイントといえば、着付けですね。実は着付けにも体型カバーのポイントがあります。ここでは5つの体型に合わせて、着付けのポイントについてご紹介いたします。

背が高い人の着物着付け

背が高い人は一直線ラインの着物を着ると、間延びしたような印象を受けてしまいます。着物は帯を中心として、上半身と下半身の割合が4:6だと美しく見えるといわれています。
普通に着付けてしまうと、背が高い人は普通の人よりこのバランスが悪くなってしまいます。
そのため中心となる帯を少し低い位置にして、全体のバランスを整えてみましょう。また帯幅を通常よりも広めにするのも効果的です。さらに袖は少し短めに、そしておはしょりはやや長めにするとよりすっきりとした印象になります。

背が低い人の着物着付け

背が低い人は、着物のサイズ選びに迷ってしまうことが多いでしょう。基本的には身長の±5cmであれば調整可能は範囲です。しかし袖は調整できないため、長すぎる場合には別のものを選びましょう。
全体的にサイズが大きめの着物しか見つからない場合には、おはしょりを調整する紐を腰より少し高めの位置で結ぶことで綺麗に着付けられます。

ぽっちゃり体型さんの着物着付け

ぽっちゃり体型さんが着物を選ぶ際にチェックすべき点は、着物の身幅です。体で一番太い場所を基準に着物を選んでみましょう。胸が大きい場合には和装ブラジャーなどで膨らみを抑えられます。
またヒップが大きい場合には、タオルを巻いて差を埋めるとバランス良く見えるためおすすめです。さらに首元では、襟の角度を狭めることでほっそりと見える効果があります。

ほっそり体型さんの着物着付け

ほっそり体型さんは、普通に着付けると着物の線が本来の位置に合わないケースがあります。その際にはぶかぶかする部位ごとに、細かく補正してみましょう。
例えば胸にボリュームが少ない際には、ブラジャーの上にタオルを当てる。ウエストがくびれている場合も、同様にタオルを巻いて調整してみてください。このようなポイントを補正することで、着崩れ防止にも役立ちます。しかし補正が多すぎても動きにくくなってしまうため、快適さも考慮して補正してみてください。

肩幅が気になる人の着物着付け

肩幅が広いとガッチリしすぎて着物が似合わないと考えてしまう方も多いかもしれません。しかし着付け次第で、美しい着こなしにすることが可能です。着物が似合う肩は、なで肩といわれており、なで肩っぽく見せるために肩に角度をつける工夫すると良いでしょう。
その際には首の付け根に肩パットを当てる、厚みをだすためにタオルを置くのがおすすめです。また襟を通常よりも離して着付けることで、肩に角度がつくように見えます。その際にはだらしなく見えないよう、前はしっかり合わるように気をつけましょう。

まとめ

今回は体型のコンプレックスを隠す着物の選び方のポイントや、体型別の着付けについてお伝えいたしました。着物は体型に合わせて選び方や着付けを工夫することで、コンプレックスを隠しながら美しい着こなしにできます。色や柄も大きく関係してくるため、着物を選ぶところから意識してみましょう。
またレンタルきもの岡本では、豊富な色柄の着物をご用意しており、着付けもプロが無料で対応いたします。そのため体型をカバーしつつ、お好みの着物を選びたい際には、ぜひレンタルきもの岡本を活用してみてください。

こちらの記事を書いたのは 正装用着物専門店 レンタルきもの岡本

正装用着物専門店 レンタルきもの岡本
京都のレンタル着物発祥お店、レンタル着物岡本は、京都市内の観光地近く(祇園、八坂神社、清水寺、伏見稲荷大社など)に7 店舗の大型店舗をもつレンタル着物専門店、成人式や結婚式、七五三など様々な行事でお気軽にご利用頂けます。
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