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着物の着用シーンは意外と豊富!着物を着て行きたい場所やイベントを紹介

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着物の着用シーンは意外と豊富!着物を着て行きたい場所やイベントを紹介

時に街中や電車の中で、着物を着ている女性を見かけることがあります。「着物を楽しみたい…」「着物で出かけてみたい…」そう考えている方の多くが、どこに来ていけばいいのか分からないという悩みをお持ちでしょう。
そこで今回は、意外と豊富な着物を着て行けるおすすめの場所やイベントなど着用シーンをご紹介します。

まずは特別な日に着物を着よう!おすすめのイベント5選

「着物を着て出かけたいけど、人目が気になる…」という方は、意外と多いものです。そのため着物初心者は、まず特別な日に着物を着て慣れていくことをおすすめします。イベントであれば正装していたり、いつも以上に服装に気を遣っている方も多いため、人目を気にせず着物が楽しめるでしょう。

①結婚式・披露宴

着物を着ていける特別なイベントの代表例が、ご家族や友人の結婚式・披露宴です。結婚式や披露宴での着物は、式場を華やかに彩るので新郎新婦からも喜ばれます。
また格のある豪華な着物が着用できるのは、結婚式や披露宴ならではです。ご自身の結婚式や披露宴で婚礼着物を着用することはもちろんのこと、参列する場合にも着物を着用してみてはいかがでしょうか。参列する側であれば未婚女性は振袖、既婚女性は訪問着を着用しましょう。
母親として参列の場合は、黒留袖を身に着けます。

「結婚式のお呼ばれ着物。新郎新婦との関係性や立場によって選び方が変わる?」の記事はこちら

②お子さまのイベント

入学式や卒業式、お宮参りや七五三など、お子さまの成長に合わせてさまざまなイベントがあります。一生に一度の行事でもあり、ご家族全員が正装する特別な日。お子さまの門出を祝うという意味合いでも、着物は最適な装いです。
最近では入学式や卒業式のような、学校のイベントでも訪問着を着用する方が増えています。スーツよりも上品で粋な装いができるため、ぜひチャレンジしてみてください。この場合着物は華やかすぎずに、主役であるお子さまを引き立てることを意識しましょう。

③パーティー

会社や友人主催のパーティーなど、セミフォーマルな集いがあれば着物を着用するチャンス。なかでも海外の方が参加するパーティーであれば、着物はとても喜ばれます。
パーティーは装いの塩梅が難しいかもしれませんが、参加する方の年齢層や特徴、パーティーの目的などに応じて着物の華やかさを調整してみてください。心配な場合は、パーティーに一緒に行く方と相談すると安心です。

④お祭り・花火大会

お祭りや花火大会では、浴衣を着ている方も多くいらっしゃいます。浴衣は着物の一種ですが、古くは部屋着として着用されていたカジュアル向けの着物です。着物は浴衣よりも重厚感があり、上品さが演出できる点が特徴です。
暑い中で着物を着るのが心配な場合でも、生地が薄い夏用の「薄物」という着物があります。浴衣よりも気品ある華やかさを演出したい場合には、ぜひお祭りや花火大会でも着物を着用してみてください。

⑤旅行

京都をはじめとした古都が感じられる観光地では、着物で散策する方も多くみられます。着物映えするスポットも多いため、写真撮影のために着物を着用する方も。観光地は着物レンタル店も多いため、ぜひ活用してみてください。

京都観光地での着物のレンタルは「レンタルきもの岡本」へ

着物を着て行けるおすすめの場所・イベント7選

着物に慣れてきたら、特別な日やイベント以外でも着物を着てみましょう。実は、着物でお出かけできる場所やイベントはたくさんあります。フォーマルなイベントはTPOを意識して着物を選ぶ必要があります。
しかしちょっとしたお出かけであれば、洋服と同じように自分の好きな着こなしができます。普段着として着物を着てみたけど抵抗がある…という方は、まずはここでご紹介する場所やイベントで着物を着てみましょう。

①お花見

着物で美しい桜を見てゆっくり楽しむのも良いでしょう。着物の着崩れが心配な方は混む時間帯は避けて、あえて夜桜鑑賞も良いですね。季節を楽しむ着物の装いは美しい桜の季節にはぴったりで、春はパステルカラーのかわいらしい着物が楽しめます。ただし季節を少し先取りするのが着物の着こなしであるため、桜柄の着物は桜が満開になる少し前までの着用が望ましいでしょう。

②初詣

初詣は着物で訪れる方も多いイベントです。日本の伝統行事であるからこそ、新年のお祝いの気持ちも兼ねて着物を着用してみてはいかがでしょうか。冬に着用する袷は裏地がついているので、寒い冬でも凍えることなく外を歩けます。冬用の暖かいインナーやタイツを着用したり工夫することで、さらに防寒できます。

「お正月・初詣にふさわしい着物の柄とは?着物の選び方もご紹介」の記事はこちら

③和のお稽古

着物を着用するきっかけづくりとして、お琴や三味線、お茶やお花のような和のお稽古をはじめてみるのも良いでしょう。お稽古は定期的にあるため、着付けや着物での外出に慣れる良い機会になります。しかし和のお稽古だからと必ずしも着物を着用するとは限らないため、着物を着たい場合は事前に教室の様子を確認してみましょう。

「着物で通いたい「大人の習い事」にはどんなものがある?」の記事はこちら

④友人との食事

ちょっと高級なレストランや料亭へいく場合は、着物でおしゃれしてみましょう。上品な雰囲気の飲食店であれば、着物で出向いても不自然ではありません。1人で着物を着るのが不安な場合は、友人と一緒に着物を楽しむのも良いですね。

⑤伝統芸能の鑑賞やコンサート

歌舞伎や能のような伝統芸能の鑑賞、オーケストラなどのコンサートでは、正装する方も多いため着物の着用もおすすめです。特に伝統芸能の鑑賞は、同じく日本の伝統である着物で出向くには最適です。周りからも、伝統芸能を嗜む上級者として見てもらえるかもしれません。

⑥美術館・博物館

美術館や博物館は、混雑しすぎない静かな場所にあることが多いでしょう。そのためゆったりと着物で過ごしたい場合に、美術館や博物館へ行くのもおすすめです。その後は食事やショッピング、喫茶店でコーヒーを楽しむのも良いですね。着物で出かける時間が長くなれば、所作なども身につきます。

⑦寺院巡り

御朱印集めやパワースポット巡りは、女性を中心に人気があります。歴史ある寺院に出向く良い機会でもあるため、ぜひ着物を着てみてはいかがでしょうか。着物に合う景観であるからこそ、着物が楽しめます。

京都観光地での着物のレンタルは「レンタルきもの岡本」へ

着物で出かける際の注意点

合わせて、着物で出かける際の注意点についてもお伝えします。
フォーマルな場とカジュアルな場で着物を着分ける
着物には格があり、TPOによって着分ける必要があります。フォーマルな場では格の高い着物を、ちょっとした外出であればカジュアル向けの着物を選びましょう。
またフォーマルな場での着物は、未婚か既婚かによっても着用する着物が異なります。着物の知識も押さえて、正しく着分けられるようにしましょう。

「着物の基礎知識~着物の格とマナー」の記事はこちら

暑さ・寒さ対策

着物は暑さ寒さに対応できますが、洋服のように柔軟には脱ぎ着できません。そのため快適に着物を着るためにも、暑さ・寒さ対策をすることが大切です。夏であれば扇子や手ぬぐいを持ち運ぶ、脇に冷感シートを貼るなど、冬はあったかいインナーやタイツを着用するなど工夫してみてください。

暑い夏でも着物は楽しめる!着慣れた人から学ぶ夏着物のコツ
寒さに負けない!冬に着物を着るときの防寒対策

着物が不向きな場所には無理に着て行かない

長時間歩いたり足元が悪い場合、病院や美容院、体を動かす場所に着物は不向きです。洋服と比べると着物は柔軟に動けず、着脱も難しいファッションです。お出かけを楽しむためにも、無理して着用するのは避けましょう。

まとめ

今回は着物を着て行くのにおすすめの場所やイベント、着物を着て出かける際の注意点をお伝えしました。最初は慣れないかもしれませんが、出かける頻度を増やすことで着付けや所作にも慣れ、人目を気にせず着物が楽しめるようになるでしょう。そのためにもご紹介したイベントや場所で、ぜひ着物を着用してみてください。
またレンタルきもの岡本では、さまざまな着用シーンに合わせた着物を豊富にご用意しています。レンタルなので手軽に着用でき、面倒なお手入れも不要です。着物を購入する前にまずは慣れておきたい、1回きりのイベントで着用したいなどという場合には、ぜひレンタル着物をご活用ください。

レンタルきもの岡本なら、16点フルセットのプランなので、お客様に準備していただくものもなくお手軽にご利用いただけます。
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こちらの記事を書いたのは 正装用着物専門店 レンタルきもの岡本

正装用着物専門店 レンタルきもの岡本
京都のレンタル着物発祥お店、レンタル着物岡本は、京都市内の観光地近く(祇園、八坂神社、清水寺、伏見稲荷大社など)に7 店舗の大型店舗をもつレンタル着物専門店、成人式や結婚式、七五三など様々な行事でお気軽にご利用頂けます。
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