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冬に着物を着る際の防寒コーディネートと小物をご紹介

#レンタル着物#和装
冬に着物を着る際の防寒コーディネートと小物をご紹介

着物を着ると暖かいとよく聞きますが、「寒い時期の防寒はどうすれば?」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
着物の寒さ対策にはコートや羽織などのアウター、ストールや手袋などの小物が必要です。
その他にも肌着や足袋、履物などの対策が必要な場合もあります。
今回は寒い時期の防寒用アウターとのコーディネートや小物の使いかたを紹介します。

着物の防寒には何を着る?

寒い時期に着物の上に着る防寒着にはコートや羽織などがあります。
・羽織
・道行コート
・道中着
・雨コート
・マント
着る時期の目安は袷の着物を着る季節です。
明確な時期が決まっているわけではないため、気候に合わせて適切なものを着ましょう。
室内、屋外と温度差のある場所へのおでかけにはコートなどで調節します。
普段の着物には羽織やコートを合わせますが、礼装の着物に合わせるのはコートのみで羽織は着ません。
着物に何も羽織らずに外出することがはばかられる時代もありました。
最近では、羽織るものを着ず帯が見えたままの「帯付き」を気にする方は少なくなってきています。
しかし、礼装用の着物や帯が汚れることを防ぐ「ちりよけ」のためにコートの着用が必要と言われています。

着物の防寒にはコートがピッタリ

着物コートには道行、雨コート、道中着があります。
道行コートは額縁のようなスクエア型の道行衿が特徴です。
他にも道行衿の角に丸みをつけた都衿、衿のラインを斜めにした千代田衿などがあります。

礼装から普段のおしゃれ着まで幅広く着られます。
留袖や訪問着など格の高い着物にも道行コートを合わせます。
コートは室内へ入る前に必ず脱ぎましょう。

冬の着物は羽織とコーディネートする

羽織はジャケットやカーディガンのようなもので、室内でも着られます。
昭和の頃は黒の絵羽織を訪問着や色無地などと合わせて略礼装の装いをしていました。
現在の羽織は礼装には用いられず、カジュアルな普段着のコーディネートに使われています。
羽織の丈には流行があり、その時期によりお尻が隠れる長さやひざ丈などさまざまです。
最近は長羽織のような、ひざ下まである長めの丈がトレンドとされています。

着物に合うストールの使いかた

着物の寒さ対策として手軽に使えるのがストールです。
色や柄が着物とコーディネートできれば、洋服用のストールを使えます。
和装用のストールにはファーやベロア、ベルベットなどさまざまな種類があります。
ストールやショールは礼装の留袖や訪問着に合わせることもできます。

普段の着物に合わせる道中着

道中着は裾すぼまりですっきりとした着こなしができるコートです。
普段着に合わせることが多いですが、無地のものは略礼装に合わせてもかまいません。
広衿、バチ衿、広バチ衿があります。
着物と同様に広衿は衿の幅を調整して着ましょう。
バチ衿は着物同様、衿を半分に折った状態で仕立ててあります。
衿の幅が決まっているため調整がいりません。

着物の防寒にはマントもおすすめ

サッと羽織ることができるアウターにケープ、マント、ポンチョがあります。
ケープはAラインで袖のないアウターのことです。
ケープの丈が長いものをマントといいます。
ポンチョは四角の布地で作られていてカジュアルな印象を与えます。
着物を着たときのアウターにケープやポンチョを合わせてもおしゃれです。
着物は袖丈が長いため洋服用の袖のついたアウターは使えませんが、ケープやマントなどは袖を気にせず羽織れます。

雨や雪の日には雨コートを

・雨コートの説明
・雨の日用の草履など履物も紹介
雨コート(雨ゴート)は撥水加工を施した布地で仕立てられた雨の日用のコートです。
防寒用ではありませんが、雨や雪の日に着用し寒さ対策もできます。
着丈より1cm程度長めに仕立てて着物をガードするため、ちりよけコートとしても着られます。
雨コートは道行衿タイプ、二部式タイプ、道中着タイプがあります。
雨コートは留袖や訪問着など礼装にも着用できます。

着物の寒さ対策に必要な小物

着物は肌着、長襦袢、着物と重ねるため暖かいのですが、時期や地域によっては寒さ対策の必要な場合があります。
アウターだけでなく、インナーや小物など寒さ対策に便利なアイテムを紹介します。

和装用の寒さ対策インナー

寒さ対策には和装用の保温インナーを着用します。
和装用のインナーにはワンピースタイプと、肌襦袢と裾除けという上下に分かれているタイプがあります。
シャツタイプの肌襦袢もあり、厚手のものや裏起毛など暖かく着られるものもありますよ。
室内が暑く汗をかいたとき、着物に汗染みができないように吸汗速乾機能のあるものを選びましょう。

和装用のインナーがない場合は洋服用の保温インナーを代用できます。
洋服用のインナーを着用する場合には襟ぐりの開きの大きいものを選びましょう。
和装用インナーと違い衿を抜くとインナーが見える場合もあるため、選ぶときには注意が必要です。

着物の足元や手元の寒さ対策は

身頃は重なる部分が多く暖かいのですが、袖口や裾から冷たい空気が入り手足が冷えやすくなります。
そのため指先や足元を暖かく保つ小物が必要です。

・足元の寒さ対策
冬用の足袋には内側が起毛になっているもの、フリースやネル素材のものがあります。
また足袋の中に履くインナーソックスはロング丈を選ぶとひざ上までカバーしてくれます。

足から腰にかけて冷えを感じるときは、和装用のタイツを用意するといいでしょう。
歩いたり動いたりすると裾から足元が見えることもよくあります。
洋服用のスパッツやタイツを代用するときは注意しましょう。

雨雪対策の防寒草履はつま先部分にカバーがついているため、雨や雪の日でも着物でお出かけできます。
足をのせる天の部分や鼻緒が起毛素材の草履や、フェイクファーや毛皮で作られた草履もあります。
礼装には使えませんが、おしゃれ着にブーツを合わせても暖かいですよ。

・手袋やアームカバーを使う
和装用手袋はひじのあたりまである長めの手袋がおすすめです。
短めの手袋もありますが、着物の袖口は広めに開いているため腕も冷えを感じます。
アームカバーのような指先の出るタイプはスマホを使うときにも手袋を外さずに使えて便利です。

男性や子供の和服の防寒は

男性の防寒用には羽織やコート、マントなどがあります。
コートには角袖コート、トンビコート、雨ゴートなどがあります。
男性用の羽織は女性用と同じくジャケットのような位置づけのため、室内でも着用できます。

子ども用の着物の寒さ対策ではケープやマントがいいでしょう。
洋服用のマントは着物に合わせてもかわいい着こなしができます。
羽織や被布コートなどもありますが、寒さ対策にはマントがおすすめです。

着物の寒さ対策にルールはある?

礼装の場合は道行コート、カジュアルな普段着にはコートや羽織を合わせるなど格や一定のルールはあります。
コートがない場合はショールを利用する、手袋やタイツなど小物を工夫するなどの寒さ対策ができます。
着物と羽織のコーディネートなど不安に思うことがあれば、プロに相談してみましょう。
おしゃれに寒さ対策をするコツがわかるかもしれません。
寒さ対策をしながら冬のお出かけに着物を楽しみたいですね。
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こちらの記事を書いたのは 正装用着物専門店 レンタルきもの岡本

正装用着物専門店 レンタルきもの岡本
京都のレンタル着物発祥お店、レンタル着物岡本は、京都市内の観光地近く(祇園、八坂神社、清水寺、伏見稲荷大社など)に7 店舗の大型店舗をもつレンタル着物専門店、成人式や結婚式、七五三など様々な行事でお気軽にご利用頂けます。
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