入学式や卒業式などのおめでたい席には訪問着を
着物| 2019.07.05
入学式訪問着

訪問着はどんな着物なのか

着物にはデザインや形、家紋の数などによって格付けがあり、どのような機会に着るか等、決められています。このルールやマナーを守らないと常識知らずと思われてしまうので、注意が必要です。

訪問着」とはその名の通り、フォーマルな席などに訪問する機会に着るものです。

これに対して、よりシンプルなデザインの「付け下げ」は、ちょっとした街着として散策などにも着られます。今の時代でいうならば、「訪問着」はフォーマルウェア、「付け下げ」はカジュアルウェアといった位置付けなので、着る機会に合わせて選びましょう。

訪問着の格付け

訪問着というのは着物のグレードでいうと、最上級の礼装である留袖の次にあたります。

留袖は、結婚式に新郎新婦の母親などが着るなど、限られた場面で着用しますが、訪問着は黒留袖、色留袖の順(家紋の数によって変動します)に格が高いきものです。

着物には、格に加えて、どのような機会にどのような女性が着るべきものかもルールがあるので、自分の立場やTPOをよく考えて選びましょう。黒留袖は既婚女性の最上級の礼装で、お子様の結婚式や兄弟姉妹など親族の結婚式などで着用します。色留袖は既婚・独身を問わずに着用できます。色留袖も第一級の礼装なので、遠戚の親族や友人や知人の結婚式、子どもの入学式や卒業式などの格式あるイベントに着用するのが基本です。

訪問着は、色留袖の次に格式が高い礼装で、既婚・独身に関係なく20代から高齢者まで着ることができます。遠戚や友人などの結婚式や子どもの入学式や卒業式などをはじめとする慶事の式典などフォーマルな席はもちろん、お子様のお宮参りや七五三の機会、華を添えたい新年会や歓送迎会、観劇やお茶会などの席にも着用できます。

色留袖と訪問着の違い

着物に詳しくない方の中には格が違うと言われても、レンタル店のカタログなどで色留袖と訪問着のラインナップをパッと見たときに違いがわからないという方が少なくありません。

見た目の主な違いは、柄の入り方にあります。色留袖は上半身は色付きですが、柄は入らず、無地であるのが基本です。披露宴の席や入学式や卒業式など、会場で着席した状態の時に、着物の柄が見えなくなるよう、裾のみに柄や模様が入るデザインが特徴です。

一方、訪問着は上半身にも柄が入ります。肩の部分から裾にわたるように全体的に華やかな柄が入るデザインが一般的なので、立ち姿はもちろん、座ったときにも模様が目立ちます。

では、訪問着のほうは華やかで派手なのかというと、そうとは言えません。色留袖は柄が裾のみにしか入らない分、フォーマルな席での華やかさを演出するために色使いが明るく華美な傾向があります。

これに対して訪問着は自由度が高くなり、パステルカラーのような淡い色使いのもの、ブルーやグリーンなどの落ち着きある爽やかな色などの生地も使われています。

入学式や卒業式にはどちらがよいのか

色留袖も訪問着も、お子様の入学式や卒業式に適したフォーマルな着物です。

訪問着は色合いやデザインが幅広く、色留袖よりグレードも1つ落ちるので、学校の雰囲気や運営方針、保護者の方の身だしなみの傾向に合わせて、マッチする方を選ぶことをおすすめします。

公立学校や派手な傾向にある私立学校で保護者の衣装もきらびやかなら、キレイめカラーで華やぎのある春の絵柄が入ったものとおしゃれな帯を合わせる、伝統校などで保護者がみんな紺やグレーのスーツやワンピースなら、落ち着きのある抑えめの色の訪問着など、場面や自分の立場によって最適な訪問着を選ぶようにしましょう。

まとめ

入学式や卒業式には色留袖や訪問着がおすすめです。学校や保護者の衣装などに合わせて選びやすい訪問着をレンタルきもの岡本でレンタルして、思い出に残る素敵な式にしましょう。

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