~年代別~夏の着物コーディネートのポイントを紹介
着物| 2021.05.29

夏は晴れ間が多く、お出かけにぴったりの時期。さらに夏休みや夏祭り、花火大会など、イベントも多い季節です。そんな夏のお出かけや観光地散策など、特別なときは着物の着用がおすすめです。
夏の着物は暑苦しいと思われがちですが、夏用の着物であれば着心地もよく快適に着物を楽しむことができます。最近では京都や浅草のような観光地で、レンタル着物を着用して観光を楽しむ方も増えています。
今回は夏に着物を着用する機会がある方に向けて、夏の着物コーディネートのポイントを年代別にご紹介します。

夏の着物コーディネートのポイント

気温が高く薄着の夏は、着物の着用をためらいがちです。しかし夏だからこそ着られる着物や夏特有のコーディネートもあります。まずは夏の着物の知識として、夏に着る着物の種類、そしてコーディネートのポイントをお伝えします。

夏に着る着物の種類

着物には「袷」「単衣」「薄物」の3種類があります。この3つの中で夏に着用する着物は、「単衣」と「薄物」です。袷と、単衣・薄物の違いは裏地の有無で、単衣・薄物は裏地のない透け感のある着物です。
また単衣は季節の変わり目である6・9月に着用され、薄物は夏本番の7・8月に着用されます。昔は季節に合わせて着物を着分けるのがマナーでした。しかし気候の変化が激しい今日では、その日の気温に合わせて着分けるケースも増えてきました。そのため7・8月でも、気温が低く涼しい日であれば、単衣を着用しても問題ありません。

着物と浴衣は違う?


「夏の着物=浴衣」という認識の方も多いかもしれません。形に差はないものの、厳密には着物と浴衣は別物です。着物の場合は中にインナーとなる長襦袢の着用が必須ですが、浴衣は長襦袢を着用せず、そのまま着用できます。
また浴衣には「浴」という漢字が使われているように、元はお風呂上がりのバスローブ的な用途で着用されるものでした。しかし時代の流れとともに、その形態は変化し、1990年代〜2000年代初期頃には、花火大会や夏祭りなど特別な日のおしゃれ着として浴衣が注目されるようになりました。
そして現在では特別な日に着用できる着物として、おしゃれなデザインも多く登場しています。とはいえ元々の浴衣の名残から、結婚式や行事などフォーマルな場での着用はふさわしくないとされています。

「涼」をイメージすることがポイント

夏の着物コーディネートのポイントは、「涼」をイメージすることです。暑い夏だからこそ、着物の色柄を涼しげにすることが好まれます。そのため色選びの際は寒色系がおすすめです。
柄は夏の花である紫陽花・朝顔・ひまわりや、涼をイメージできる流水や波、雪輪などが良いでしょう。また8月後半であれば秋を先取りして、秋の七草やとんぼなど秋の柄を取り入れるのも上級コーディネートです。

普段あまり身近でない着物は、いざ着用するとなるとどう選ぶべきか迷いがちです。
ここからは色・柄選びの観点からコーディネートのポイントについてご紹介します。

【10〜20代】夏の着物コーディネートのポイント

まずは10〜20代の方向けの夏の着物コーディネートのポイントです。

色選びのポイント

10〜20代であれば、鮮やかなはっきりとした色味がおすすめです。着物は少し大人びた印象を与える服装でもありますので、少し大胆な色を選んでも派手すぎずポップに着こなすことができます。
また、夏は寒色系の明るい水色や紺色などがおすすめです。また大人っぽさを演出したい方や20代後半の方であれば、白・黒・グレーのようなモノトーンカラーもおすすめです。

柄選びのポイント

最近流行りのモダン柄は、10〜20代の方には特に最適です。全体に大振りな柄があることで、今時の着こなしが完成します。あえて着物の色味は控えめにしてカラフルな柄を選ぶのもおすすめです。

【30代】夏の着物コーディネートのポイント

30代になると、洋服のコーディネイトも落ち着きを見せる頃。着物も同様に、大人っぽさを演出できる落ち着いたコーディネートがおすすめです。

色選びのポイント

水色や青色の中でも、やさしい色味が良いでしょう。また全体に使う色数は、少なめを意識すると大人っぽさが演出できます。色味を落ち着かせすぎると老けて見えてしまう心配がある場合は、大きい柄や少し派手めの柄を選ぶことで若く見せることもできるでしょう。また着物の色が1色であれば、帯を派手にするのもワンランク上のコーディネートです。

柄選びのポイント

柄を選ぶ際は、柄に使われている色数に着目してみましょう。たとえば朝顔柄でも、朝顔に使われている色数は着物によってさまざまです。大人っぽいコーディネートになるよう、1〜2色で朝顔が描かれているデザインを選ぶと良いでしょう。
また柄の色味は、着物の色と同系色を意識することもポイントの1つ。青色の着物であれば、柄は水色や紺色のもの、またはワンポイントで白を取り入れるコーディネートがおすすめです。

【40代】夏の着物コーディネートのポイント

40代からは、本格的に大人っぽさを重視した着物コーディネートが似合う年代。夏の着物コーディネートでは、上品な大人らしさを演出することがポイントです。

色選びのポイント

上品さを演出するには、淡い色の着物が最適です。水色や紺色でも少し彩度低めの色味を、また寒色系以外では淡いグレーも良いでしょう。顔まわりに淡い色を持ってくることで、上品で落ち着いた印象に仕上がります。帯はあえて濃い色を選ぶことで、全体が引き締まって見えます。

柄選びのポイント

40代以降になると、大柄よりも小さな模様や無地の着物がおすすめです。また花柄は可愛らしく少し大人っぽさに欠ける部分もあるため、波や雪輪、竹や笹などの落ち着きのある柄がよく似合います。
小さな模様が多いものや、少し大柄のものを選ぶ際には、上半身よりも下半身に柄が集中しているデザインがおすすめです。顔まわりに柄がないことで、大人っぽい上品な着こなしとなります。

【50代以降】夏の着物コーディネートのポイント

50代以降は、より大人っぽさを重視してみましょう。また大人の品格を演出してくれる着物は、年齢を感じさせないコーディネートが楽しめます。

色選びのポイント

50代以降は、40代のコーディネートでご紹介したポイントに加えて、あえて若々しさを出すのもおすすめです。そのため明るめの水色や紺色など、華やかな色味を選んでみてください。
また若草色や黒などの渋めの色は、品格のある着こなしが演出できます。淡い色はお顔を暗く見せてしまう場合もあるため、帯や小物の色味を派手めにしてみるのもポイントになります。

柄選びのポイント

50代以降では、全体に柄のある着物を着用する方は少なくなってきます。細かい繊細な模様や、無地の着物の方が似合うと感じる方が多いためでしょう。
そのためそこまで柄物にこだわらず、あえて無地の着物を選んでみても良いでしょう。その際は、柄物の半襟を着用することで地味になりすぎず、良い塩梅のコーディネートとなります。

まとめ


今回は、年代別に夏の着物コーディネートのポイントについてご紹介しました。夏でも着物は快適に着られるものであり、明るい日差しの元では美しい着物がよく映えます。
また着物は同じ形であるからこそ、色柄の種類が豊富です。季節、そして年代に合わせて選びましょう。
レンタルきもの岡本では、夏にぴったりの着物を豊富に取り揃えており、帯や小物も丸ごとレンタル可能です。そのため年齢に応じた、夏にぴったりの着物コーディネートが簡単に完成します。ぜひ夏に着物を着用する機会がある方は、レンタルきもの岡本で最適なコーディネートを見つけてみてください。

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