レンタル着物は手ぶらでOK!でも持っておきたい便利なものを紹介
2022.1.2
着物
観光やイベントといったお出かけの際に、レンタル着物を利用する方が多くなっています。レンタル着物は、お店へ「手ぶら」で行っても素敵な着物を着用でき、草履や髪飾りなどの小物もすべてレンタルできる便利なサービスです。
そんな手ぶらOKなレンタル着物ですが、最低限持っておきたい持ち物がいくつかあります。
本記事ではレンタル着物の概要から、レンタル着物でのお出かけの際に最低限持っておきたい持ち物についてご紹介していきます。より有意義なお出かけにするためにも参考にしてみてください。
レンタル着物って?お出かけ先でもレンタル着物なら手軽に!
レンタル着物は、その名の通り着物をレンタルできるサービスです。学校行事や結婚式などのイベントに合わせての利用をはじめとして、観光やお出かけの際にも利用できるようになっています。
レンタル着物で解消できる着物のデメリットとレンタル着物の魅力
実際に着物を着用する際に、多くの方はさまざまなデメリットを感じたことがあるでしょう。ここでは着物のデメリットと、レンタル着物であれば解消できる点についてご紹介していきます。
高価な着物もレンタル着物なら安価に楽しめる
着物を購入して着用するとなると、安くても数万円、着物によっては数十万円かかってしまうケースも少なくありません。実際に着物は高品質の素材が使われていたり、職人さんが手作りで作っている兼ね合いもあり、高額になりやすい衣装です。そのためどうしても着物の購入となると金額面がネックになります。
一方でレンタル着物であれば、数千円から利用できるレンタル着物店が多くなっており、安価に着物を楽しめます。さらに着付けやヘアセットのサービスもセットでついてくるケースが多く、その点を踏まえるとより割安な料金設定になっています。
保管や管理の手間がかかる着物をレンタル着物なら手軽に楽しめる
湿気は着物の大敵です。湿気の管理を適切にしないと、カビや痛みの原因にもなります。とはいえ、一般のご家庭で完璧に着物を管理するのは難しいのも事実です。そこでレンタル着物店であれば、そうした着物の難しい保管や管理を任せ、着たいタイミングだけ利用できます。
レンタル着物なら持ち物を気にせず着物を着られる
着物でのお出かけには、着物自体に加え、小物などにも気を使う必要があります。カバンや肌着などの小物もレンタル着物であれば、プランに含まれているケースが一般的です。そうした持ち物を、必要以上に気を使わなくても良い点も、レンタル着物の魅力です。
「着物のネットレンタルは不安という初めての方向け!着物レンタルの基本を紹介」の記事はこちら
手ぶらOKなレンタル着物でも持っておきたい便利な持ち物って?
上記でご紹介したように、着物のデメリットを解消できる、さまざまな魅力のあるレンタル着物。レンタル着物は手ぶらで問題なく利用できますが、よりお出かけを快適に有意義にするためには、以下の持ち物について押さえておきましょう。
ハンカチ・ポケットティッシュ
ハンカチとポケットティッシュは、着物に限らず持ち歩きたい物ですが、着物を着用する際にはぜひ持ち歩きましょう。お手洗いの際にはもちろん、食べこぼしや着物の汚れ防止にもハンカチとポケットティッシュは役立ちます。
特に着物の生地は繊細で、食べこぼしや汚れが生地の劣化に影響します。レンタル着物店を利用する際には、生地の劣化などに厳しい規定があるケースは多くありませんが、お互いにマナーを守って気持ちよく利用できるとより良い着物でのお出かけができます。
またお出かけ先で着物が着崩れを起こしてしまった際に、ハンカチを持っておくと帯にハンカチを挟み、着崩れを防止できます。さらに着物の時は、靴擦れなどを起こしやすい方もいるので、ポケットティッシュはそうした際の応急処置としても、持っておくと安心です。
半襟用の安全ピン
着物を着る際に、半襟(はんえり)という言葉を聞いたことがないでしょうか。半襟とは、着物の下着である「長襦袢(ながじゅばん)」に付ける襟のことで、汗や皮脂、ファンデーションなどの汚れから、着物を保護するために使用されます。
半襟を着物につける際には縫い付けが基本ですが、安全ピンで簡易的に取り付けることも可能です。レンタル着物店側で対応してくれるケースも多いので、レンタル時に確認すると安心です。
また袖から長襦袢が飛び出してしまったり、着崩れが起きてしまった際にも安全ピンがあると、手軽に応急処置できるので便利です。
袖止め用のクリップ
着物は洋服のように手軽には、袖をまくり上げられないケースも少なくありません。特にお手洗いの際には、水や石鹸などで着物の袖が汚れないように注意する必要があります。その際に活躍する持ち物が、袖止め用のクリップです。クリップで袖を止めることで、手首よりも上で袖を止め、安心して水や石鹸などを使えます。
ハンドタオル
ハンカチと同様に着崩れ防止用のタオルを持っておくと便利です。ハンドタオル程度の比較的小さめのタオルがあれば、ハンカチよりもしっかりと着崩れを防止できます。また雨などで身体や着物が濡れてしまった際にも、ハンカチよりも多少大きめのタオルがあると安心です。
コインケース(小さめの財布)
着物を着用する際の持ち物は小さめが適しています。基本的に長財布のような大ぶりな財布は、所作を乱してしまい扱いが難しいので、コインケースや小さめの財布で代用し、持ち歩くと良いでしょう。
日傘
着物を着用する際には、髪を結い上げることが多いため、うなじや首周りが日焼けしやすくなります。その際に日焼け防止に役立つ持ち物が、日傘です。レンタル着物店では、日傘をはじめとする持ち物をレンタルしているケースもあります。着物と相性の良い日傘も合わせてレンタルできると、よりお出かけのコーディネートとしてもまとまった仕上がりになります。
せんす・うちわ
着物を着用する際には、通常よりも汗をかきやすかったり、暑くてもすぐに脱げないケースがあります。その際に役立つ持ち物が、せんすやうちわです。またせんすは帯に挟む、うちわは背中に挟むと、着物のコーディネートとしてもまとまります。
「暑い夏でも涼しく着物を着る3つのポイントと汗対策をご紹介」の記事はこちら
絆創膏
着物に着慣れていない場合、着物が擦れてしまったり、履物が擦れてしまったりして、肌から出血してしまう場合があります。その際に役立つ持ち物が、絆創膏です。また擦れ防止のために、事前に足首やつま先など、擦れそうな場所に貼っておくのもおすすめの活用方法です。
あぶらとり紙
メイク崩れやテカリの原因となる余分な皮脂を吸収してくれる、あぶらとり紙も着物の際に便利な持ち物です。特に洋服に比べ暑さを感じやすい着物では、皮脂や少しの汗、テカリ抑えなどに、サッと使えるあぶらとり紙は重宝します。
大判ハンカチ(風呂敷・手ぬぐい)
大判ハンカチは、お出かけの際に荷物やお土産を入れる際に役立つ持ち物です。それ以外にも膝掛けや着崩れ防止のために挟んだり、汚れを払ったり拭いたりなど、幅広い用途に使用できます。大判ハンカチでなくとも、風呂敷や手ぬぐいで代用して持ち歩くことも可能です。
足袋カバー(替え足袋)
足袋カバーは、着物の際に履く足袋の上に重ねて履いて使用します。主な目的としては、足袋の汚れ防止や保温のためです。またお出かけの際に、お座敷にあがるタイミングで、足袋が汚れていると相手方に失礼に当たるケースがあります。失礼にならないために、綺麗な足袋カバーや替え足袋を持っておき、履き替えると良いでしょう。
まとめ
本記事では、レンタル着物の概要から、レンタル着物でのお出かけの際に最低限持っておきたい持ち物についてご紹介してきました。
レンタルきもの岡本では、着付けの際に必要なものすべて揃った16点フルセットです。加えてご紹介した持ち物を用意しておくと、より有意義な着物でのお出かけを楽しめます。
ぜひレンタルきもの岡本をご活用ください。
こちらの記事を書いたのは 正装用着物専門店 レンタルきもの岡本
- 京都のレンタル着物発祥お店、レンタル着物岡本は、京都市内の観光地近く(祇園、八坂神社、清水寺、伏見稲荷大社など)に7 店舗の大型店舗をもつレンタル着物専門店、成人式や結婚式、七五三など様々な行事でお気軽にご利用頂けます。