【成人式】レンタル振袖の選び方についてご解説いたします
2022.12.8
振袖
成人式の振袖はレンタルしようと決めているけど、何から始めたらいいのかわからないという方は多いでしょう。
レンタルの予約や準備には早めから取り掛かり、時間をかけて吟味される方もいらっしゃいます。
後悔のないように決めるには、下調べや選び方のコツを知っておくことが必要です。
振袖を選ぶ時期、選び方など気になるポイントを説明します。
振袖選びのポイント
成人式は一生に一度きり。後悔のないように振袖を選びたいですよね。
振袖選びを失敗しないためには、何度も着物を着て似合う色や柄を把握しておくことが必要です。
機会があればさまざまな柄や色の着物をレンタルすると失敗が少なくなります。
後悔しない振袖選びのポイントを考えてみましょう。
成人式の振袖を早めに準備する
振袖の準備には早い方で2年以上前から始める方もいらっしゃいます。
人気の柄やブランドはすぐに予約が埋まってしまうため、早めの行動が必要です。
7月から9月に新作発表されることが多いため、この時期は情報収集しましょう。
カタログ請求や雑誌などで好きな振袖のイメージを固めておきます。
成人式が終わった1月から3月頃は店頭に振袖が多くそろっているため、下見や試着に出かけましょう。
着たい振袖が見つかったら早めに予約しておきます。
洋服ほど流行が激しいわけではないので、2年前に予約をしてもトレンドから外れることはありません。
気になる振袖はどんどん試着してみる
気になる柄があればどんどん試着してお顔映りを見てみましょう。
好きな色が必ずしも似合う色とは限りません。
顔まわりにくる柄の種類や大きさなどでも違ってきます。
当ててみるだけでなく、袖を通して実際に着てみるとよくわかりますよ。
気になる振袖は納得できるまで試着してみましょう。
着物の試着は洋服を着たまま行うため、衿のない洋服を着て試着しましょう。
袖口から袖が出ないように七分袖のTシャツがおすすめです。
ボトムスはもたつかないようにスキニーやタイトなスカートを着用しましょう。
体型に似合う柄を見つけるためにも、できるだけタイトな服装で試着することをおすすめします。
成人式前に振袖を何度かレンタルする
成人式前でも初詣やお出かけの機会があれば振袖をレンタルしてみましょう。
成人式前に結婚式のお呼ばれがあればチャンスです。
いろいろな方の意見を聞いたり、写真を撮ったりして客観的に見るのもいいですね。
また、振袖を着たときの歩き方や食事の際に気を付けることなどもわかるようになります。
振袖を着て過ごすと慣れることができ、当日もリラックスして着物を着られますよ。
振袖をレンタルする機会がない方は普段のお出かけに小紋などをレンタルしてみましょう。
似合う色や柄がわかり、振袖の選び方の参考になります。
また、着物の着方や立ち居振る舞いがわかるため、リハーサル代わりのレンタルはおすすめです。
パーソナルカラー診断で似合う色を探す
パーソナルカラー診断とは、それぞれの肌の色や目、髪の色などに合う色を見つけるための診断方法です。
インターネットでも簡単な診断ができます。
診断結果を参考にして似合う色の振袖を探しましょう。
イエローベース・春タイプの振袖
黄みのある明るい肌の春タイプ。
春の花の色やビタミンカラーなど明るい色がおすすめです。
コーラルピンクやオレンジ、明るいグリーンなどが似合います。
ポピーレッドやゴールデンイエローをさし色に使うと華やかになりますよ。
イエローベース・秋タイプの振袖
秋タイプは黄みがかったベージュ系の肌。
秋を思わせる深い色が似合います。
深みのある赤やグリーンなどこっくりとした色を選んでみましょう。
サーモンピンクやゴールドを伊達衿などの差し色に使うと顔まわりが華やかになります。
ブルーベース・夏タイプの振袖
青白い肌の夏タイプ。
さわやかな寒色系、やわらかいくすみカラーがよく似合います。
ローズやスカイブルー、ラベンダーなどもおすすめです。
シトラスイエローやベビーブルーなどの差し色をスパイス的に使いましょう。
ブルーベース・冬タイプの振袖
青みがかった肌を持つのが冬タイプです。
ビビッドではっきりした色が似合います。
濃く深いブルーやブラック、青みの強いピンクなどがおすすめです。
パールピンクや薄いバイオレットが差し色になります。
骨格診断で似合う柄を探す
骨格診断は、生まれ持つ体のラインや質感などの特徴から診断します。
自身の体型に合わせた、もっとも美しく見えるデザインを知ることができますよ。
インターネットで簡単な診断もできますが、判断に迷うときはプロの力を借りてみましょう。
パーソナルカラーとともに骨格診断をしてくれるサロンなどもありますよ。
骨格診断を参考に、自分自身にもっとも似合う振袖を選んでみましょう。
骨格ストレートに似合う柄
骨格ストレートは厚みのあるグラマラスなボディ。
大きい柄、はっきりした柄が似合います。
大きめの花柄やモダンなストライプ柄など大胆な柄の振袖がおすすめです。
はっきりした色使い、メリハリが効いた柄の着物を選んでみましょう。
骨格ウェーブに似合う柄柄
体の厚みが少なく華奢なボディの骨格ウェーブ。
ふんわりとやわらかい色や柄がおすすめです。
小花柄など小さい柄、色のコントラストが強くない柄の着物が似合います。
骨格ナチュラルに似合う柄
全体的に四角くフレーム感のあるスタイリッシュボディが骨格ナチュラルの特徴。
骨が太く大きめ、筋肉や脂肪があまり感じられないボディです。
色の主張が強すぎない植物柄やレトロ感のあるストライプなどをおすすめします。
体型別・似合う振袖の選び方
体型により似合う柄や色が異なります。
それぞれの体型の特徴に合わせて色や柄を選びましょう。
見た目の印象が変わり、スタイルよく見せられますよ。
体型に合わせた選ぶポイントを説明します。
・高身長の方におすすめの振袖
大きく華やかな柄が似合います。
大胆な色使いで現代風の柄は高身長だからこそ着こなせる振袖です。
薄い色よりも濃い色の方が良く映えますよ。
大きく描かれたモダンな花柄、菱取りや青海波などの古典柄などがおすすめです。
柄と柄の間があいていると寂しい印象になります。
大きめの柄が全体に描かれているような振袖を選びましょう。
・小柄な方におすすめの振袖
小花など柄が小さく、パステルカラーのやさしい色の振袖がおすすめです。
ピンクなど明るい色でキュートさを演出しましょう。
枝垂桜や小さめの花が流れるように描かれている柄がよく似合います。
斜めや縦に柄が描かれているものは縦長の効果で背が高く見えますよ。
大きめの柄でも、余白が広くとられているものは小柄な方でもバランスよく着られます。
・スリムな方におすすめの振袖
総絞りなどボリュームのある振袖や、柄が大胆に描かれている華やかな柄が似合います。
手毬や貝桶、扇などを大きく配した柄がおすすめですよ。
大きく描かれた古典柄も素敵ですが、大胆なモダン柄を着こなせるのはスリムな方です。
椿や牡丹、百合などをモダンに大胆に描かれている柄もきれいに着こなせます。
パステルカラーや暖色系の振袖に、帯を華やかに大きく結びボリュームを出しましょう。
・ふくよかな方におすすめの振袖
縦の柄やななめに流れている柄は、目線を縦に流すためおすすめです。
束ね熨斗や道長取りの文様はすっきりと見せてくれます。
濃い色や寒色系、ダーク系など着やせ効果がある色を選びましょう。
地色に2色以上使うとコントラストで効果が上がります。
上半身の柄が控えめな着物を選ぶのもいいでしょう。
柄の大きさは、大きすぎても小さすぎてもバランスが悪くなります。
大きすぎない柄を選ぶようにしましょう。
ポイントを押さえて後悔のない振袖選びを
振袖選びで後悔しないためには早めの準備が大切です。
情報収集や下見、試着は念入りに行いましょう。
試着の前に、あらかじめ自分に似合う色や柄を調べておくとスムーズに決められます。
不安に思うことはレンタル着物岡本にご相談ください。レンタル着物岡本の振袖レンタルでは、2000着以上の中からお選びいただけ、帯や小物も多く取り扱っておりますので、振袖選びのポイントを押さえて、よく似合う振袖をコーディネートいたします。
こちらの記事を書いたのは 正装用着物専門店 レンタルきもの岡本
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