着物で行きたい京都の【夏まつり2019年】おすすめ5選
2019.6.27
着物
着物で見物したい夏の京都のまつりおすすめ5選
京都の夏は盆地ならではの蒸し暑さがあり、なかなかに過ごしにくいこともあります。しかし、そんな夏だからこそ、涼しげな柄の着物と帯で京都の夏を満喫するのがおすすめです。
夏の京都にしか見られない祭りを着物姿で堪能すれば、これ以上ないステキな思い出になるでしょう。
そんなおすすめの京都の夏祭り5選をまとめました。
祇園祭 山鉾巡行
日本三大祭りの一つとして有名な「祇園祭」は、京都に夏の訪れを告げる最大規模の夏祭りです。
鉾をはじめ、山と呼ばれる山車が街を巡る山鉾巡行は、動く美術館と呼ばれる祇園祭の美しさと長い歴史を感じることができるでしょう。
四条河原町の交差点で方向転換して北を向く際の辻回しは特に迫力があり、ここには多くの人が詰めかけます。
これまでは7月17日にすべての鉾と山が巡行しましたが、かつては前祭(さきまつり)と後祭(あとまつり)に分かれていたことを受けて、7月17日に前祭山鉾巡行が行われたのち、7月24日に後祭山鉾巡行を行うという、正しい祇園祭の巡行スタイルに戻りました。
祇園祭 宵山
山鉾巡行当日までは、日暮れとともに鉾に乗り込んだ人たちが笛や太鼓、鐘を使って、有名なコンチキチンという独特の節回しの音楽を奏で、灯りのともった鉾や山を見て歩く宵山のお祭りが行われます。
7月17日の前祭の山鉾巡行前日を宵山、その前を宵々山と呼び、宵山は車を通行止めにした歩行者天国となるため、特に人出が多くなります。
宵山の間は鉾や山に灯りがともり、間近に装飾品を見ることができますし、子どもたちがかわいい声で、厄除けのちまきを「ちまき、どうどす」と売っている様子が見られるのも、宵山ならではの光景です。
道いっぱいに露天商が並んで屋台を出すほか、ピザや日本酒を屋外で楽しめる特設会場があちこちに作られることから、鑑賞しながらグルメも楽しめるとあって、若者は山鉾巡行当日よりも宵山を楽しみに訪れることが多いほどです。
後祭に分かれたことで、後祭山鉾巡行を行う10基の山の宵山は7月21日~23日に行われ、歩行者天国にはならず、露店が出ないのが先祭の宵山と異なる点ですが、その分ゆっくりと鉾を見て回れるのがいいという人も増えています。
地主神社 夏越しの大祓祭(6月30日)
同じく地主神社で行われる、夏の入りを前に半年間の穢れを払い、残る半年間の開運招福と悪除けを願う祭りで、「なごしのおおはらえ」と読みます。
大きな茅の和をくぐる神事や人形祓いの神事など、神妙な雰囲気の中行われる祭りを見て、夏の訪れを厳粛な気分で迎えるのもいいでしょう。
地主神社 恋愛成就 七夕祭(7月7日)
「レンタル着物岡本」がある京都東山周辺を紹介しましょう。
若い女性におすすめなのが、清水寺の中にあり、縁結びの神様として知られる「地主神社」で行われるお祭りです。それが恋愛成就を願う「七夕祭」。
織姫と彦星に見立てた1組のこけしの形をした紙に自分と相手の名前を書き、本殿両側に作られた大笹に吊るして恋愛成就を願います。
着物姿で行けば、神様への願いがより届きそうですね。
五山の送り火(8月16日)
東山三十六峰の山々を中心に、洛西に至るまでの5つの山に灯りがともされる、京都の夏を代表する祭りとして有名です。
五山の1番目の山である如意ケ嶽と呼ばれる大文字山の大の文字が点火される午後8時には、京都市内の灯りが可能な限り落とされます。
看板やビルなどの電飾が消えていつもより暗くなった京都市内を囲む山々に浮かび上がる炎の文字と舟や鳥居の形は、すべて西へと向いており、西方浄土へと帰って行くご先祖様の旅路を照らす、お盆の締めくくり行事です。
今はご先祖様のお見送りだけでなく、観光客も多く訪れる、京都の夏の終わりとも言える荘厳な祭となっています。
まとめ
祇園や八坂神社周辺では京都を代表する夏まつりを見ることができますので、着物を着て楽しむにはおすすめです。
着物を着ていることでさまざまなサービスを受けられるという特典を、街ぐるみで用意して取り組んでいます。
レンタルきもの岡本では、着物の宅配サービスや京都の店舗での着付けがありますので、都合のよい方でお楽しみください。
こちらの記事を書いたのは 正装用着物専門店 レンタルきもの岡本
- 京都のレンタル着物発祥お店、レンタル着物岡本は、京都市内の観光地近く(祇園、八坂神社、清水寺、伏見稲荷大社など)に7 店舗の大型店舗をもつレンタル着物専門店、成人式や結婚式、七五三など様々な行事でお気軽にご利用頂けます。