春は着物をレンタルして桜満開の京都へ!
2020.3.30
着物
桜が咲き始める時期は、春の訪れを感じさせるお花見の時期。お花見は、桜が美しい日本ならではの行事です。日本にはたくさんのお花見スポットがありますが、今年はどこでお花見をするかお決まりでしょうか。
豊富な桜のお花見スポットの中でも、風情溢れる街並みに咲き誇る桜が美しい京都がおすすめです。古都の趣を感じる風景にぴったりな装いである着物を着れば、京都でのお花見をより満喫することができます。また着物のレンタルなら、手軽に着物でのお出掛けを楽しむことができるため、着物をお持ちでない方にも最適です。
ここでは、着物で出掛けたい京都のおすすめの桜の名所や、春の京都にぴったりな着物の色柄選びとコーディネートをご紹介します。着物を着て京都でお花見をしたいと考えている方や、コーディネートに悩まれている方は、ぜひ参考にしてください。
着物姿でお出掛けしたい京都の桜の名所
四季の風情が楽しめることで人気の京都。特に春は桜が美しく咲き誇り、観光にぴったりの季節です。ここでは、着物でのお出掛けにふさわしい、京都の桜の名所をご紹介します。
清水寺
世界遺産の清水寺は、約1,500本ものヤマザクラとソメイヨシノが咲き誇り、京都屈指の桜の名所としても親しまれています。清水の舞台から眺める桜の美しさはまさに絶景。3月中旬から4月上旬頃までは、夜間拝観も可能です。
ライトアップされた桜は、昼間とは異なる幻想的な美しさも格別。定番の観光スポットである清水寺に着物で訪れることで、他の季節とは違った風情を感じることができます。
哲学の道
京都では欠かせない散策スポット。哲学者の西田幾太郎らが好んだ道であることから、哲学の道と名付けられたといわれています。満開の時期は、桜がトンネルのように咲き誇ります。
着物姿で満開の桜並木の中を歩くのは、京都ならではの楽しみ方。満開時だけでなく、散り際も桜吹雪のような美しい光景が広がります。
高台寺
高台寺は、豊臣秀吉の妻である北政所ねねが、秀吉の菩提を弔うために建てた寺。高台寺から円山公園へと続く美しい石畳の道は、「ねねの道」と呼ばれ、京都を代表する散策スポットです。江戸時代から花の名所として親しまれています。美しい桜並木を歩くだけで、古都の趣が感じられる人気のお花見スポットです。
円山公園
円山公園は、八坂神社に隣接した京都市最古の公園。園内には約680本もの様々な桜が咲き誇ります。中でも、与謝野晶子が愛した「祇園のしだれ」と呼ばれる大きなしだれ桜が有名です。料亭や茶店もたくさんあるため、着物で散策した後のお食事や休憩にもおすすめです。
祇園白川
祇園を流れる白川の川沿いは、石畳の道にソメイヨシノやしだれ桜が咲き誇り、京都ならではの風情溢れる街並みと桜景色を堪能することができます。人気スポットである祇園巽橋は、着物姿で写真を撮るのにぴったりの場所です。またカフェや雑貨屋が立ち並ぶエリアであるため、着物でお花見をした後、ショッピングを楽しむこともできます。
渡月橋
渡月橋は、季節を問わず世界中から観光客が訪れる、嵐山エリアの定番観光スポット。山の緑と桜の自然の彩りが美しく、祇園や清水エリアとは異なる桜景色を満喫することができます。また、近くにある中之島公園では、ライトアップされた夜桜も楽しめます。
平安神宮
平安神宮は、京都を代表する紅しだれ桜の名所として知られています。鮮やかな朱色の社殿と、しだれ桜のコントラストが美しく、情緒溢れる景観が印象的です。夜はライトアップされた桜が鑑賞でき、平安神宮ならではの夜桜を楽しむことができます。
「着物を着て行くことができる京都の観光地12選!」の記事はこちら
京都の街並みに合うレトロな着物がおすすめ
京都は、古都の趣を感じる伝統的な街並みや風景が魅力。そのため、着物も京都の街並みに合うレトロな色柄がおすすめです。古典柄や、懐かしい雰囲気が伝わる色を選ぶのがポイントです。京都の風情を感じるレトロな着こなしで、ワンランク上の着物のおしゃれを楽しむことができます。
ここでは、レトロな着物にふさわしい色柄をご紹介します。
くすみカラーで大人っぽく
春は、優しい印象を与える淡いカラーが人気です。中でも、くすみカラーを選べば懐かしい雰囲気がプラスされ、春のレトロな着こなしにぴったりです。濃いくすみカラーをアクセントに、ホワイトやベージュなどの薄い色を取り入れることで、落ち着きのあるレトロなコーディネートに仕上がります。
ビビッドカラーで個性的に
大胆で鮮やかな色合いは、個性的なコーディネートがお好きな方におすすめです。ベースと柄で真逆の色を使用した着物を選ぶことで、レトロな雰囲気を演出することができます。
シンプルに描かれた花柄がおすすめ
レトロな着物は、伝統的な柄を用いることが多いのが特徴です。また、着物は季節に合わせた色柄選びがおしゃれであるとされているため、春らしい花柄がおすすめ。写実的に描かれた柄よりもシンプルに描かれた柄の方が、より懐かしい印象を与えてくれます。
・桜
京都の桜景色にぴったりの柄ですが、着物は季節を先取りした柄を取り入れるのが粋であるとされています。枝が描かれた写実的な桜は、咲き始める前までの着用が最適ですが、花びらのみの柄であれば通年で着用可能です。
・梅
丸みを帯びたフォルムが可愛らしく、シンプルな花びらがレトロな印象を与えてくれます。ビビットカラーや大ぶりの柄で個性的なコーディネートがおすすめです。
・菊
古典柄のひとつである菊。秋の花として親しまれていますが、桜など他の季節の花と一緒に描かれた柄や、デザイン化された柄であれば、季節を問わず着用することができます。
・椿
抽象的に描かれることが多い椿柄は、レトロなコーディネートにぴったり。赤い花びらに緑の葉のコントラストが美しく、京都の街並みに映えるデザインです。
レトロな着物は色柄の合わせ方がポイント
レトロな着物コーディネートは、色柄の合わせ方がポイントです。色柄の合わせ方次第で、上品なアンティーク風コーディネートや、個性的な大正ロマンを思わせるコーディネートなど、様々な着こなしを楽しむことができます。
着物と帯は真逆の色でこなれた印象に
同系色や着物の柄に使われている色の帯を合わせると統一感が出ますが、あえて真逆の色や着物で使われていない色を合わせることで、こなれた着こなしができます。
柄×柄でおしゃれ上級者のコーディネート
柄と柄を合わせて、個性的なコーディネートを楽しむのもおすすめです。花柄の着物であればストライプやチェックなど、バランスの異なる柄を組み合わせると、メリハリのある洗練されたコーディネートに仕上がります。
洋風の柄を取り入れてレトロモダンな着こなし
ストライプやチェック、ドットのような洋風の柄を取り入れると、現代的な印象がプラスされるため、レトロモダンな雰囲気を演出できます。
まとめ
ここでは、京都のおすすめのお花見スポットや、風情溢れる街並みにふさわしいコーディネートをご紹介しました。着物は、結婚式などのフォーマルなシーンやカジュアルなお出掛けなど、幅広く活躍する装いです。着用シーンに合わせてコーディネートすることで、より着物のおしゃれを楽しむことができます。また、レトロな着物でのお出掛けは、京都ならではの楽しみ方です。フォーマルなシーンでは難しい色柄も、カジュアルなお出掛けであれば気軽にチャレンジすることができます。
今年の春は、レンタル着物を活用して京都でのお花見を満喫してみてはいかがでしょうか。
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こちらの記事を書いたのは 正装用着物専門店 レンタルきもの岡本
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