レンタル着物でお花見!オススメの色柄と人気お花見スポットをご紹介
2023.2.12
着物
お花見に着物を着たいけど着物の種類やふさわしい柄がわからないという方にはレンタル着物がおすすめです。レンタル着物は帯や長襦袢、小物や着付け用のグッズなど必要なものがセットになっています。トータルコーディネートしてあるため、着物の選び方や季節のルールなどがわからなくても安心です。またレンタル着物は日本全国に宅配できます。お花見で着るときにおすすめの色柄、全国の人気お花見スポットをご紹介します。
お花見におすすめのコーディネート
春を感じられる色や柄の着物を着てお花見に出かけましょう。お花見に着る着物には格やルールは関係ありません。思い思いの色や柄を楽しみましょう。
お花見にはカジュアルに着られる小紋や紬などがおすすめです。春を感じられる明るい色、桜などの春の花柄などお花見にふさわしいコーディネートを紹介します。
桜の柄で楽しむ
着物の柄の中でも人気の桜柄。一昔前まではお花見に桜の柄の着物を着ることはタブーとされていました。着物は季節を先取りした柄を選ぶのが粋とされていたためです。
最近は洋服感覚のコーディネートで着物を楽しむ方が多くいらっしゃいます。季節感を表す柄は、その季節に楽しむことがおしゃれです。
桜の柄を桜の時期に着ることに抵抗がある方は、桜モチーフの小物を使ってポイントに楽しみましょう。帯留めや半衿などにさりげなく合わせるとおしゃれな着こなしになります。桜色のアイテムを取り入れて春の季節を演出してもいいでしょう。
春の柄や色で楽しむ
桜以外の春の花柄もお花見の着物にピッタリです。牡丹や藤など少し先取りの柄を選ぶといいでしょう。春の花が全体に描かれている小紋がおすすめです。明るく淡い色合いの帯や小物を合わせて春らしいコーディネートにします。
春らしい色使いの織りの着物もお花見におすすめです。白大島や淡い色目の色大島などで春らしくコーディネートしてみましょう。
人気のお花見スポット
素敵にコーディネートした着物姿を撮影したくなる全国のお花見スポットを集めました。お近くの人気スポットや、少し遠出をしたり旅行したりと着物姿でお花見を楽しみましょう。
北海道 五稜郭公園
・https://www.goryokaku-tower.co.jp/
函館市にある五稜郭にはソメイヨシノなど約1500本の桜があります。地上で散策したり、五稜郭タワーの展望台から星形に植えられた桜を見たり、どちらも楽しめる五稜郭公園です。
桜の見頃は4月の下旬。桜や春の花柄の着物を華やかに着こなしてお出かけしてみましょう。五稜郭になぞらえて帯留めなど小物を星形のアイテムにしても楽しいですね。
福島県 日中線しだれ桜並木
・http://www.kitakata-kanko.jp/category/detail.php?id=104
福島県喜多方市の日中線しだれ桜並木は約3kmの遊歩道に約1000本のしだれ桜が咲きます。桜の見頃は4月中旬から下旬。しだれ桜のトンネルやSLの展示など撮影スポットもあります。
淡いパステルカラーの小紋を大正ロマン風にコーディネートしてみましょう。レースの小物を取り入れるとレトロな着こなしになります。半衿や帯揚げをレースにしてもおしゃれです。
東京都 目黒川
・https://shinagawa-kanko.or.jp/featured/sakuraohanamispot/
桜の名所が多い東京都内でも屈指の人気を誇る目黒川。7kmにわたって約1350本の桜が植えられています。桜の見頃である3月下旬から4月上旬にはライトアップやお花見クルーズなどがあるそうです。
夜桜見物にはマントコートを羽織って暖かくしておでかけしましょう。柄が大きめのモダンな着物にブーツを合わせると暖かく着られます。
岐阜県 根尾谷淡墨桜
・https://www.kankou-gifu.jp/spot/detail_921.html
日本の三大桜のひとつで国の天然記念物にも定められている根尾谷薄墨桜。岐阜県本巣市にある樹齢1500年を超える大木です。3月下旬から4月上旬の見頃の時期はライトアップが実施されます。薄いピンクのつぼみから白に、散るときには淡い墨色に変化する桜が見られる人気スポットです。淡い色で描かれた桜柄の付下げなどが風景になじみます。
京都府 仁和寺
・https://ninnaji.jp/cherry_tree/
京都の桜で最も遅咲きといわれる御室桜は仁和寺にあります。ソメイヨシノ、しだれ桜、八重桜などさまざまな種類がある仁和寺。約200本の御室桜は4月上旬から中旬が見頃です。古典的な柄やレトロな柄でおしゃれに装いましょう。
大阪府 造幣局
・https://www.mint.go.jp
大阪市にある造幣局では4月中旬に「桜の通り抜け」があります。造幣局内にある旧淀川沿いの通路を桜の開花時期のみ一般開放されます。遅咲きの八重桜に合わせてアンティークな花柄の着物で楽しみましょう。ドットやチェックの着物にレースの羽織を合わせてもかわいいですね。
兵庫県 姫路城
・https://www.city.himeji.lg.jp/castle/
日本で初めて世界文化遺産に登録された国宝姫路城。漆喰の白壁が美しく、白鷺城とも呼ばれています。
姫路城周辺では約1000本の桜が楽しめます。お城の西にある庭園「好古園」では4月上旬に夜桜会でライトアップも。飛び柄の小紋でエレガントに着こなすと素敵です。
山口県 錦帯橋
・https://kintaikyo.iwakuni-city.net/
木造の5連アーチが美しい錦帯橋。3月下旬から4月上旬には錦川沿いにある約1500本の桜が見頃を迎えます。桜のライトアップがあり、夜桜も楽しめます。
錦帯橋は勾配がきついため、スニーカーなど歩きやすい履物がおすすめです。デニムや木綿の着物にスニーカーを合わせて、カジュアルな装いを楽しみましょう。
鹿児島県 仙厳園
・https://www.senganen.jp/
錦江湾と桜島を一望できる仙厳園。2月上旬の寒緋桜から4月上旬のソメイヨシノ、里桜まで長い期間で次々と桜を楽しめます。春のイベントはひなまつりや「曲水の宴」などが行われ賑わうそうです。やさしい色の色大島で春らしいコーディネートがよく合います。
着物でお花見に行くときは
まだ肌寒い日もあるお花見の頃、寒さ対策が気になります。お花見での散策や飲食も対策が気になるところです。着物を着てお花見に行くときの注意点を紹介します。
夜桜での寒さ対策
夜桜見物の肌寒い夜や花冷えの日などにはマントコートやショールなどが便利です。お花見の時期には日中と夜の気温の差が大きい日もあるでしょう。袷の着物は暖かいですが、肌寒さを感じるときには羽織やコートを活用します。レースの羽織は春を感じられるアイテムです。日中にちりよけとして羽織るにはレースがピッタリです。
外で過ごす時間が長いと足元が冷えると感じることも多いでしょう。裏起毛の足袋や着物用のタイツもあります。着物にブーツを合わせても暖かくておしゃれな着こなしです。
お花見の着物で気を付けること
お花見では桜の下で飲食することもあるでしょう。飲食時はハンカチやミニタオルを活用して着物に汚れが付かないようにします。
コーヒーやお酒など水溶性の液体が付いたときは、おしぼりやティッシュペーパーで軽く水分を吸い取ります。こすると繊維の奥まで汚れが入り込むので軽く当てる程度にしましょう。
泥汚れは乾いてからブラシなどを軽く当てて泥を落とします。濡れているときに拭き取ろうとすると汚れが繊維に入ってしまうため注意が必要です。
応急処置をして、なるべく早くクリーニングを依頼するとシミが落ちやすくなります。自宅で洗える着物以外はプロの手を借ります。染みや汚れが付いたときは自分で落とそうとせず、すぐにクリーニングに出しましょう。
公園など舗装していない場所でのお花見は足元の汚れが気になります。カジュアルな着物を着たときには、思い切ってスニーカーやブーツを合わせてみるのも素敵です。桜の下を散策するときもスニーカーなら足が痛くなることもなく楽しめます。洋服のようなモダンな柄や素材の着物を着るときはスニーカーやブーツがよく合うでしょう。ブーツは肌寒い日には足元の寒さ対策にも役立ちますね。
レンタル着物でお花見を楽しもう
お花見の着物はルールがないため、好きな着物を選んで着物デビューにぴったりです。着物の選び方がわからなくてもレンタル着物なら季節にぴったりの柄が見つかります。桜をバックに撮影した着物姿の写真はSNS映え間違いなしです。今年の春は着物でお花見に行き桜の季節を満喫しましょう。
レンタル着物岡本では、豊富な種類の着物を取り揃えております。着物の宅配レンタルサービスも提供しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
こちらの記事を書いたのは 正装用着物専門店 レンタルきもの岡本
- 京都のレンタル着物発祥お店、レンタル着物岡本は、京都市内の観光地近く(祇園、八坂神社、清水寺、伏見稲荷大社など)に7 店舗の大型店舗をもつレンタル着物専門店、成人式や結婚式、七五三など様々な行事でお気軽にご利用頂けます。